2025年1月29日(水)放送
香川県住宅メーカー協議会よりミサワホーム四国(株)の村部さんに出演していただきました。
『ZEH(ゼッチ)』についてお話しいただきました。

- ZEH(ゼッチ)とは
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。
家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などでつくるエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギー量を実質的にゼロ以下にする家ということです。
快適だけじゃなくて、家計にも優しい家なんです。
- 3つのポイント
ZEHとして認証されるには、主に3つのポイントがあります。
・1つ目…エネルギーを極力必要としない、すなわち夏は涼しく、冬は暖かい断熱性能を住宅として備えること。
・2つ目…照明器具やエアコンや給湯器などにおいて、省エネ性能を備えた機種を採用することでエネルギーを上手に使うこと。
・3つ目…太陽光発電などのエネルギーをつくる設備を導入すること。
この3つにより、年間で消費する住宅のエネルギー消費量が、正味でおおむねゼロ以下になる住宅が「ZEH」になります。
また昨今の世界的な環境問題におきまして、日本でも2050年カーボンゼロを目指す中、我々ハウスメーカーの使命として、ZEH標準化に取り組んでいます。
- オススメポイント
断熱性能が高いイコール熱が逃げにくいことなので住宅自体が保温バックのイメージで、冷暖房の効きがいいため電気やガスの光熱費の削減につながります。
エネルギーを使う機器も省エネ機器になっているので、車でイメージすると燃費のいい住宅になります。
さらに断熱性能が高い住宅は、室内温度やエリアごとの室温の差の改善により、健康への好影響も調査の結果で明らかになっています。
- 光熱費の削減について
太陽光発電等でエネルギーをつくることで、一部電気を買わずに発電したエネルギーを使うことができ、光熱費の削減につながります。
電気やガス代が高騰している中、家計にプラスになります。
- ZEH住宅について
全体ではまだまだZEH住宅の建築の割合は少ないというのが現状で、国としても2030年にはすべての新築住宅がZEH基準の省エネ性能を確保することを目標に掲げています。
そんな中、私たち香川県住宅メーカー協議会の7社では、ZEHの省エネ性能がご提案する標準仕様になっています。
詳しくは、各メーカーにお気軽にご相談いただければと思います。住友林業(株)、セキスイハイム東四国(株)、積水ハウス(株)、大和ハウス工業(株)、パナソニックホームズ(株)、ミサワホーム四国(株)、三井ホーム(株)
- ZEH住宅をご検討中の方へ
ZEHは国も推進していて、国の補助金制度も現在ございます。
対象住宅を補助金制度のスケジュールで建築いただくと最大100万円以上の補助金がもらえます。
こちらも詳しくは各メーカーにお問い合わせください。
- おかぴ今日の「住まいるポイント」を発表します!
今日の住まいるポイントは『ZEH(ゼッチ)で地球にも家計にも優しい住まいを』です!